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日本文化体験-お寺見学と書き初め

2022/02/10

学校イベント

1月下旬、奥出雲の暮らしの体験としてお寺見学と書き初めの体験を行いました。

町内にある「安楽寺」さまにお伺いし、お寺についてお話をお聞きいたしました。
拝み方、お祈りやご焼香のやり方などの作法を学んだり、木魚も使わせていただきました!
そして、仏教のお話については、ネパール出身の留学生も興味津津で聞いていました。留学生のみなさんは仏教が中国を経て日本に伝わったお話など、とても勉強になりましたと言っていました。

その後、書き初めをするため、場所を移動。

書道の尾崎先生がお手本を書かれた後、それに習うように書いていきます。見様見真似ではありますが、型にはまらず、自由に書いていました。

そして、何枚か書き終えた後、尾崎先生から今年のカレンダーをご用意いただきました!

カレンダーの上半分が空白になっており、事前に考えていた今年の抱負をそこに書きます。緊張しながらゆっくりと書いていきました。書き順、バランス、力の入れ具合など、日本人にはない感性と感覚を使い工夫しながら完成させました。

中国出身の留学生は、「書道は中国で人気がありますが、好きな人はお年寄りの方々です。書道は人の心を静めることができます。書道をしてゆっくりとした感覚を取り戻しました。ありがとうございました。」と感想を綴っていました。

ネパール出身の学生は、「書くときは、ストレス・悲しみ・痛みを忘れて書くことだけに集中します、と先生がおっしゃっておられたことが心に残りました」と言っていました。


約3時間の体験でしたが、普段の授業ではできない体験をさせていただきました。
留学生のみなさんは、筆を持って墨で書くという普段できないことを通して、夢中になる楽しみややりがいを感じたと思います。

この度の体験では、書道の尾崎先生とお寺や日本の仏教についてお教えいただいた安楽寺のご住職さま方には大変感謝いたします。お時間をいただき誠にありがとうございました。

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