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奥出雲町への企業版ふるさと納税贈呈式とMAYA STAFFINGへの紺綬褒章伝達式が開催されました
2025/10/31
2025年10月7日(火)、奥出雲町役場にて、株式会社MAYA STAFFINGによる企業版ふるさと納税寄附金の贈呈式が行われました。
MAYA STAFFINGは、島根ITデザインカレッジ(学校法人MAYA学園)を有するMAYAグループの一員であり、総合人材ソリューションを提供する企業です。
同社から奥出雲町へ1,000万円の寄附が行われ、町はこの寄附金を「結婚・出産・子育ての希望をかなえる事業」に活用することを表明しました。
式典は、企業・行政・教育が一体となり、地域の未来を支える大切な節目の場となりました。

■寄付金贈呈と挨拶
式典の冒頭では出席者紹介が行われ、奥出雲町からは糸原町長、仲佐副町長、川本教育長が出席し、株式会社MAYAグループから内藤会長、新田社長、中井秘書室長、谷口校長(島根ITデザインカレッジ)が出席しました。
続いて、これまでの継続的な地域貢献活動が高く評価され、「紺綬褒章」が内藤会長へ伝達され、糸原町長より祝辞が述べられました。
町長は、令和6年度から続く多額の寄附に対し深い感謝の意を表し、「結婚・出産・子育ての希望をかなえる事業」など、町の少子化対策に最大限活用していくことを報告しました。
その後、MAYA STAFFINGから企業版ふるさと納税として1,000万円の寄附金が正式に贈呈され、糸原町長から内藤会長へ感謝状が贈られました。


■MAYAグループと奥出雲町の連携、今後の展望
MAYAグループの内藤会長は、奥出雲町での活動について次のように語られました。
「奥出雲町に進出する際には、地元の皆様に受け入れていただけるか不安もありました。しかし、多くの方々の温かいご支援により、学生たちがのびのびと学べる環境が整いました。これからも学園やグループ企業、そして寄付などを通じて地域創生に貢献していきたいと思います。」
また、内藤会長は奥出雲町の豊かな自然と文化を活かした国際交流の拠点としての可能性にも言及し、「今後も地域の皆さまとともに町を盛り上げていきたい」と意欲を語りました。
同グループが運営する「学校法人MAYA学園 島根ITデザインカレッジ」は、ITやデザイン分野で世界に羽ばたく人材を育成しており、町も全面的に協力する姿勢を示しています。
両者はすでに包括連携協定を締結しており、互いの強みを活かして社会課題の解決や地域の活性化に取り組んでいます。
今後、MAYAグループは寄附額の増額に加え、資金面だけでなく人材・教育・技術などあらゆるリソースを活用して、奥出雲町と共に地域の発展を推進していく方針です。
■学生の成長と地域への広がり
島根ITデザインカレッジでは、学生募集も順調に進んでおり、今後は多くの国際性豊かな学生が奥出雲で学び、アルバイトや地域活動、定住を通して地域に貢献することが期待されています。
学生からは、
「奥出雲町が大好きで、できればこの町に残りたい」
「自然が豊かで、国際交流ができる素晴らしい地域だと思います」
といった声が寄せられています。
こうした声を通じて、学園設立の意義を改めて感じる機会となりました。
