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国内研修その1 吉本興業本社を訪問しました!

2025/09/27

学校イベント

2025年9月17日(水)から19日(金)の3日間、本校では首都圏の最前線で活躍する企業を訪問する国内研修を実施しました。エンタメ・メディア・CG・通信テクノロジーなど幅広い分野を横断し、就業イメージを具体的に描くことを目的としています。

初日の訪問先は「吉本興業」新宿本社ビル。IT・デザイン系の学生約10名が参加し、エンタメの世界を支える事業の幅広さや新しい挑戦について学びました。

吉本興業は全国に約5,000名のタレントを抱え、お笑いにとどまらず文化人・アーティスト・スポーツ選手までマネジメント。

14の劇場運営を軸に、テレビ・配信・映画・アニメ・ゲームなど多様なコンテンツを展開しています。さらに、YouTubeやAudibleを通じた発信、韓国CJ社との合弁事業など海外展開も進め、プラットフォームとグローバルの両面で挑戦を続けています。

また、「住みます芸人プロジェクト」をはじめとする地方創生への取り組みも印象的でした。

島根県でも、商品開発や地域メディアとの連携、金融機関との協働など、芸人の存在を起点にした地域活性の具体的な事例を知ることができました。

そして、生成AIを用いたアニメ制作や権利・配信規制といった課題についても率直に共有いただき、未来のエンタメを考えるヒントとなりました。

学生からは、

「芸能事務所というイメージが一変し、コンテンツを総合的に手がける企業の姿に驚いた」

「地域とエンタメを掛け合わせた取り組みは、地元でも応用できると感じた」

「AIや海外展開の話を聞き、今の学びをどう将来に結びつけるか考えるきっかけになった」

といった声があがり、一人ひとりが将来像を具体的に思い描く契機となりました。

今回の訪問を通じて、学生たちはエンタメ産業の多角性と可能性を肌で感じ取りました。芸能や映像に限らず、IT・デザイン分野のスキルも活かせる領域が広がっていることを実感し、自身のキャリアを考える上で大きな刺激を得ました。

こうした学びを胸に、学生たちはその足で本校の運営母体である MAYAグループ本社 を訪問し、通信テクノロジー分野の最前線を体験しました。